緩やかに発展するカンボディア・猛烈に発展するヴェトナム!2カ国を駆け足で廻りました

2017年2月28日から3月5日まで、両陛下が訪問されたので、私も
ヴェトナムに行く決心をしました.
折角だから、お隣のカンボジアに立ち寄り、アンコール遺跡も見学することにしました.
6日間の短い旅でしたが,
久々の外国旅行,得難い勉強をしてきました.

観光の面ではご案内の通りですが,
・緩やかな発展をしている 王国:カンボディア(人口1,513万),仏教国 
・日本の円借款などによる投資で猛烈に発展を遂げつつある社会主義国:ヴェトナム(9,250万) 表向き無宗教
二カ国は非常に対象的でした.

はじめに,世界的に有名なアンコール・ワットやアンコール・トムといったアンコール遺跡(1992年、世界遺産登録)
に行きました.
亜熱帯の夏に1日2万歩ほど歩きました.
ヒンドゥー教や仏教に帰依した歴代の王様が構築した建造物による遺跡.
遺跡に一歩足を踏み入れた途端,息をのむ凄さ.
雨期には見えないはずの太陽が,早朝4時起床で行って垣間見えたときは幸運に感激しました

片やヴェトナム,こちらの方は発展がめまぐるしくて,この先この国はどうなることかと
ちょっと(かなり)心配になりました.
北部の温帯から南部の熱帯にわたる南北に細長い国.ちょっと日本に似ています.
それに,日本の3−40年前を彷彿とさせるモーレツな経済成長とそれに伴う大気汚染のひどさ,
貧富の格差拡大の始まり,・・・過去を経験した者にとってその危うさを感じざるを得ませんでした.

市民の活気も凄かったです.
ホンダ(オートバイはホンダと呼ばれている)に夫婦と子供2−3人乗って4,50Km/Hでアクロバット走行.
路地裏に入ると、10畳ぐらいの部屋に3代と思われる10人ぐらいの人が大きめのTVを囲んで団らんしていました.
住宅もレストランも現在はエアコンがなく,扇風機だけの生活ですが、これが豊かになると,
電力はどうするのかと、地球規模の問題としては,かなり心配になりました

世界遺産ハロン湾は松島を大規模にした感じでした.
ただただ見惚れていました.

足には自信があったので6日間完走.やったね!
と言うところだったのですが、家に着いてから発熱.
月曜を待って病院に行ったら、感染症の疑いで即隔離.
独房のような部屋に3時間ほど軟禁されました(トイレもムリ).
幸せの後に待っていた小さめの苦渋でした.
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魚田勝臣